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くじらの絵。


2013年の秋の終わりごろ、一枚の絵に出逢いました。

その絵は、深い青とやわらかい白が印象的で、

鳥や花、大人にも子供にも見える女性の横顔が、ふんわり描かれていました。

向き合っていると、心がじんわりと温かくなったのを覚えています。


それ以来、欠かさず伺っている大好きな画家さんの個展へ、

今年も行って参りました [アート]


美齊津匠一展 @ 画 廊 宮 坂
 
◆なんと今年はくじらさんでした!
美齊津先生個展@宮坂画廊18.6.20.jpg
             「唄う旅人」(400×465㎜)


ご案内状をいただいて、目にした時から、

この くじらさん に 夢中でした。 

なんて、ゆったりと泳いでいるの! 早く会ってみたい!! って。

期待に胸膨らませて画廊の扉を開いたら・・・・・・、

なんと、先生ご本人が在廊されていました。

確か、石川町のギャラリーでお会いして以来だから、

1年半くらいぶり。


久しぶりにお会いする先生は、変わらず穏やかな佇まいでいらして、

先生の作品は、ますます深くやさしく語りかけてくれているようで、

心を平らかにしてくれました。


さて、本物のくじらさんはというと、

ほぉぉぉと思わず声をもらしてしまう程に、

大きくてゆったりしていて、貫禄もあって。


ずっと前から、ただただ海を旅してきたんだろうな・・・・・。
いろいろな困難を乗り越えて、安らげる海にやっとたどり着いた今、
ちょっとホッとして漂っているのかな・・・・・。


くじらさんの目が、なんとも穏やかでやさしく描かれていたから、

そんな想像が頭の中に広がりました。


先生と作品について、不躾ながら、いろいろお話させていただいていたら、

なんと、後から奥様も来廊されて。

初めてお会いする奥様は、とっても楽しくチャーミングな方で、

さらに会話が弾みました。

奥様も画家さんでいらして、リクエストさせていただいて、

作品のお写真を見せていただきました。


先生とはまた違って、

花や鳥が色彩豊かに描かれていて、まるで天国のような、素晴らしい絵でした。


思いがけず先生と奥様にお会いして、

大好きな作品をじっくりと鑑賞出来て、なんだかとっても幸せな時間でした。


5年もの間、毎日癒され励まされた先生の絵。

これからもずっと心に在り続けるだろう先生の絵。


今年もたっぷり、元気をいただきました。 ありがとうございました [揺れるハート]




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