くじらの絵。
2013年の秋の終わりごろ、一枚の絵に出逢いました。
その絵は、深い青とやわらかい白が印象的で、
鳥や花、大人にも子供にも見える女性の横顔が、ふんわり描かれていました。
向き合っていると、心がじんわりと温かくなったのを覚えています。
それ以来、欠かさず伺っている大好きな画家さんの個展へ、
今年も行って参りました
美齊津匠一展 @ 画 廊 宮 坂
◆なんと今年はくじらさんでした!
「唄う旅人」(400×465㎜)
ご案内状をいただいて、目にした時から、
この くじらさん に 夢中でした。
なんて、ゆったりと泳いでいるの! 早く会ってみたい!! って。
期待に胸膨らませて画廊の扉を開いたら・・・・・・、
なんと、先生ご本人が在廊されていました。
確か、石川町のギャラリーでお会いして以来だから、
1年半くらいぶり。
久しぶりにお会いする先生は、変わらず穏やかな佇まいでいらして、
先生の作品は、ますます深くやさしく語りかけてくれているようで、
心を平らかにしてくれました。
さて、本物のくじらさんはというと、
ほぉぉぉと思わず声をもらしてしまう程に、
大きくてゆったりしていて、貫禄もあって。
ずっと前から、ただただ海を旅してきたんだろうな・・・・・。
いろいろな困難を乗り越えて、安らげる海にやっとたどり着いた今、
ちょっとホッとして漂っているのかな・・・・・。
くじらさんの目が、なんとも穏やかでやさしく描かれていたから、
そんな想像が頭の中に広がりました。
先生と作品について、不躾ながら、いろいろお話させていただいていたら、
なんと、後から奥様も来廊されて。
初めてお会いする奥様は、とっても楽しくチャーミングな方で、
さらに会話が弾みました。
奥様も画家さんでいらして、リクエストさせていただいて、
作品のお写真を見せていただきました。
先生とはまた違って、
花や鳥が色彩豊かに描かれていて、まるで天国のような、素晴らしい絵でした。
思いがけず先生と奥様にお会いして、
大好きな作品をじっくりと鑑賞出来て、なんだかとっても幸せな時間でした。
5年もの間、毎日癒され励まされた先生の絵。
これからもずっと心に在り続けるだろう先生の絵。
今年もたっぷり、元気をいただきました。 ありがとうございました
2018-06-20 13:50
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